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ポーラ ミュージアム アネックスにて開催中の『Point-Rhythm Worldーモネの小宇宙ー』は、KAWAII文化を中心に様々な分野で活躍する増田セバスチャンが手がけた展覧会です。フランスの画家、クロード・モネの作品にインスピレーションを受けて生み出された、新しいモネの世界をご覧ください。

KAWAII文化で活躍する増田セバスチャン

アートディレクター兼アーティストである増田セバスチャンは、演劇や現代美術の世界で活躍したのち、1995年にショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープンさせました。きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」のMV美術にはじまり、「KAWAII MONSTER CAFE」のプロデュースなど、原宿のKAWAII文化を中心に作品を制作しています。

インスパイアされたクロード・モネの《睡蓮の池》

『Point-Rhythm World ーモネの小宇宙ー』では、クロード・モネ「睡蓮の池」にインスパイアされ、増田セバスチャンが世界から集めた素材で独自の点描表現で再構築。見ているだけでうっとりするような美しい世界を感じながらも、その裏側にある世界に想いを馳せて創作されたそうです。

本展覧会はモネの小宇宙を表現したことにとどまらず、VR（バーチャルリアリティ・仮想現実）のビジュアルとともに、約2トンもの色とりどりの羽根や光輝くスパンコールなどの装飾物がリズミカルに展開されています。増田セバスチャンが提案する新しいモネの世界、そして空間全体がアートとして体験できる “大人カワイイ世界” をぜひご堪能ください。
writer / 新 麻記子　photo / 新麻記子

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