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神様への礼儀として、神社へは参拝“する”ではなく、参拝“させていただく”気持ちが大切です。
お賽銭はそのまま投げるのではなく、ポチ袋やのし袋に入れるのがマナー。投げいれる事は神様に対して失礼に当たってしまいます。
自分の願いを、お賽銭に込めてそっと落とすように賽銭箱へ。
女性の振る舞いとしても上品な印象を与えます。

参道の真ん中を楽しそうに笑いながら歩いている女子をよく見かけますが、できれば避けたいところ。参道は「正中」と呼ばれ、神様の通り道であるため、可能であれば端を歩きましょう。また大声で会話をしながら歩くのは慎みましょう。その先には神様が見ているわけですから。厳かな気持ちで神様を感じる気持ちで歩きましょう。

参拝前には必ず手水舎に寄りましょう。
これは俗界の穢れを清め、心身を清める意味があります。正しい手順は、
【１】：左手、右手の順で水で清める。
【２】：左手で受け皿を作り水を貯め口をすすぐ。
　　注）水を吐き出す際は、左手で口元を隠す。
【３】：左手を洗い、柄杓を縦にして柄を洗い流す。

皆様も「二礼二拍手一礼」というのは聞いたことがあるかもしれません。
【１】拝殿前に進み出て軽くお辞儀します
【２】ポチ袋に入れたお賽銭を入れ、鈴を鳴らします
【３】２回、深く礼をします
【４】２回、柏手（かしわで）を打ちます
【５】正しい順序でお願いごとをします
【６】１回、深く礼をします
※お祈りをする際は、帽子を外してください。

正しい参拝の作法とは、直会までと言われています。
一説には“直り合い”が語源とされ参拝中はご神気をいただくので、参拝後俗界に戻るために必要な儀式とされます。
“直会”で行うべきことは、神様にお供えしたものや、その土地のものを食べて心霊との結びつきを強くし、そのご加護を期待するものです。
少し小腹を空かして参拝するのがおすすめですよ！