島原城をはじめ、武家屋敷が残る城下町など、町を歩けば至る所に歴史の情緒を感じられる島原。
街路にはかつて生活用水として使われていた水路が流れ、「水の都」としての面影を現在に伝えています。
島原の街を見下ろすランドマーク
松倉重政が1618年から7年の歳月を費やして築いた安土桃山様式の城。築城以来約250年間島原の町とともに歴史を歩んできましたが、明治維新により解体。その後昭和に復元され、5層の天守閣からは島原の街を一望できます。
島原城 しまばらじょう
- 住所:長崎県島原市城内1丁目1183-1
- アクセス:島原鉄道「島原駅」より徒歩5分
- 営業時間:9:00~17:30
- 電話番号:0957-62-4766
美しい海をのぞむ悲劇の舞台
1637年に起こった島原の乱で、天草四郎率いる一揆軍が籠城した原城。城跡には天草四郎の像や墓碑などが置かれています。有明海をのぞむ高台にあり、周囲にはのどかな田園風景を楽しめる散歩道も。景色の美しさがここで起きた出来事の悲しさを引き立てます。
原城跡 はらじょうあと
- 住所:長崎市南島原市南有馬町乙
- アクセス:島鉄バス「原城前」より徒歩10分
漁村に建つゴシック教会
﨑津港のほとりに建つことから「海の天主堂」とも呼ばれ、遠くからでも尖塔が目を引くゴシック様式の教会。現在の天主堂は昭和9年に再建されたもの。厳しい弾圧の時代を越えて受け継がれてきたキリスト教信仰のシンボルです。
﨑津教会 さきつきょうかい
- 住所:熊本県天草市河浦町﨑津539
- アクセス:産交バス「教会入口」より徒歩1分
- 営業時間:9:00~17:00(日曜9:30~)